術後に欠かせないストーマパウチとは
大腸や膀胱にがんが見つかり手術でガンに侵された部位を切除した時、排泄が困難になり人工的に体の外に肛門や膀胱を作って排泄物を溜める機能のある袋のことをストーマパウチと呼びます。
切除した腸や膀胱管を繋いで体の外に出し、そこに取り付けることで、排泄物を漏らすことなく普段の生活ができます。
このストーマパウチは排泄物が皮膚に付着した時に皮膚を刺激しないようにしている皮膚保護剤とそれにつながっている袋からできていて、これにはさまざまな種類があります。
一つは下部が閉鎖しているもので、一度排泄物が溜まると交換します。
一回限りの使用を想定した製品で、特別な行事や性行為の時に使われ、日常的に使用している人もいます。
臭いとガスの蓄積を減らす機能があり、排泄した時も周りの人に臭いがしないようになっていて、取り替えも簡単で、取り替え後は汚物処理袋に入れて廃棄します。
もう一つは下部が解放されていて、普段はマジックテープやクリップで閉じられていて、排泄した時には下部から中身を排出して処理します。
回腸を手術したり大腸の末端を切除した時などに使用されます。
通常は内部に汚物が3分の1くらい溜まれば排出し、その後は洗浄などを行うと袋が破損することもあるので、速やかに新しいものと交換します。
保管は日光が直接当たらない涼しい場所に置いて、熱や湿気で機能が劣化するのを防ぎます。
漏れたり剥がれたりしないように大切に保管することが必要です。